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不思議ひとつあったばかりに 世界はいつも 届かない一部分を 私たちに見せようとする 捕まえないように そっと暮らすことができず 捕らえた風景にはいつも フシギヒトツ |
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最初から最後まで知っているのは月だけだと思う 最初から最後まで 過去も未来もその先も それが 満ちたり欠けたりする理由 満ち足りた顔のままでは 語り尽くせぬ物語 私達は そんな物語の中生きている 帰ろうよって引っ張る彼に 一秒待ってとお願いするから 早く答えて ねえそうでしょう |
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どうしてって疑問形に埋もれてた 涙を流せば解決出来ると信じてた 願えば出逢えるし 想えば通じる 叫べば誰かが聞いている 孤独の意味なんて知らない 笑っていたかった あなたもそれを望んでた 難しいのフタを開けたら 簡単しかなかったのに 強すぎる想いは すべてを理解不可能にしてしまう 生まれて始めてだよ タイムマシンを望んだのは |
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迷っているんだと珍しく 決められないんだと首を振る そんな姿を 長い時間共にしてようやく 目の当たりにした私は これまでの月日に 一体何の意味があったんだろうと 悔しさを噛みしめた 豆電球ほどの明かりさえ 灯せなかった私の存在 あなたの苦しみは 宙に浮き方向を見失う お願いもっと高くまで 違う景色が見えるまで 伸ばす方向は無限大にある 私も一緒に見上げるから |
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優しかったパパとか 拗ねた顔のママとか 何もかもが懐かしく 庭から眺める星空 願いの先にあなたが現れた 今でも ビル群の中のセンチメンタルに 小さな胸を躍らせる 東京の街に包まれて 東京の街に溶かされて 東京の街に吸収された私の 小さな夢 何も与えず すべてを教えてくれるあなたが 次の願いを こっそり叶えてくれる |
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半分諦めた口ぶりで あなたはそう嘆く 私とあなたの世界 駆け回った蓮花畑は 今でもあの頃のまま あの町の片隅で 輝いているというのに 懐かしい懐かしいだけじゃ進めないけど あれもこれも忘れてしまったじゃ悲しすぎる 同じ夢を見た不思議をひとつ思い出して 近過ぎることを嘆かないで なんならいいように目を伏せるよ あなたを失いたくないから |
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早く辿り着きたくて 目を伏せて足元だけを感じるあなたは 進むのに懸命で 背後の私に気付かなかった 私はあなたを見守りながら とても幸せな気持ちで 名前を呼んだけど あなたは振り向きもせず 霧雨の中に消えていく 静かな雨の音にさえ 勝てなかった私の声 立ち止まったままでは 幸せは訪れないんだね だからあなたは行くんだね せめてさようならの一言くらい 届けば良かったのに |
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死んだら会いに行くよ なんて言ったら あなたは悲しむのかな でもたぶんあなたに 会いに行くと思う 今 会いに行けない分 でも また迷子になりそうな気がするよ 目に見えるものに惑わされて それとも この体がなくなると どこが痛かったのかさえも忘れてしまって 伝える気も失せるだろうか 消える前にどうしても 伝えておきたい気持ちがある ごめんねとありがとう どちらがどれくらいの比率かは 未だに分からないけど |
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見つめ過ぎて煮詰まって よそ見して偶然見つける 道に慎重になり過ぎたら 冒険はできないから 多少の罪なら楽しめばいい 秘密の痛みを伴うとしても 描くものならまだ 無限大にあるよ あなたは見ているだけなの |
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右に一歩で首を傾げ 左に一歩で腕を組み いっそ耳を澄ませて夜汽車の音に すべてを委ねてしまおうと 手を挙げて提案したり 扉は入り口ではなく 覗き穴かも知れない 二人で見上げる入り口 or 覗き穴 どちらが楽しいと思う? 進むのか覗くのか このまま一緒にいるとして |
丘 洲 -Okazu-

'70年 宇部市(山口県)生まれ
'96年 関西に上阪し、現在は滋賀在住。
子供はふたり ヨメはひとり
放浪癖の持ち主だが
そんな己にも振り回されている。
将来の夢:宇宙飛行士
private space: Ciao! 〜惣菜の扉〜
http://www.geocities.jp/okazu_vaio/