零時を回る頃に着席
壊れないものねだりの夜が始まって
私達何を覗き合ったんだろうね
触れ合ったのはどこで
覆ったのはどの部分

ねえ

あなたはわたしのどこを突き動かした
私の全てを支えたいなら
私の輪郭は気にしないで

まるで夏の夜の夢
形ないものだけが光る

痛みを理屈で和らげるなんて出来ないから
空回りの心がただ月とにらめっこして
いつもの形のない世界を夢見てしまうね

時は何を解決したがっているんだろう
きっと最期まで分からない

それは夏の夜の夢
偶然という名の必然

こうして向き合えるのが偶然なら
私達生まれてさえいないわ
縁取る必要はもうないから
少しだけ運命に乗っかって
壊れないものを夢見ましょう

そして始まりと終わりの一部始終を感じましょうか
涙の一粒とえくぼの理由を味わいましょうか

ありがとうと言ってさよなら
初めましてに水をあげ

私達 の意味に感謝を

それはまるで夏の夜の夢
それはまるで夏の夜の夢